ローカルな話になるが、東予地方で中学校の時に行く少年自然の家というものが、私の母校の時、新宮村の廃校になった小学校だった。バスで新居浜市から
4時間はかかったところにある辺鄙も辺鄙なところでした。さらに、周囲も過疎ぎみで、一番最寄の民家が数kmも離れていて、廃校の周囲は廃屋盛りだくさんな状態でした。この様な場所で二泊三日の共同生活が始まったのでした。
先生の説明では、
「大自然の中でこそ、真の自立がある」とか言ってましたが、今思えば
”金がなっかた”だけの理由に違いない、そう確信しています。(´Д`)
それは二日目の夜起こりました。その日のオリエンテーションで、疲れきった俺達は、早々と熟睡してました。真夜中と思われる頃(この頃携帯なんぞは中坊には高嶺の花w)、
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 熟睡していた俺達も飛び起きるくらいの絶叫でした。そして遅れて走って駆けつけていく男性教師。学級委員だった俺もなぜか走った。現場は女子トイレらしく、その中から光が漏れている。俺が見たのは、座り込んで放心してるS子さんと、ただ泣きじゃくるB子さんだった。その日は彼女達に何も聞けず、就寝。ただ教師達が二人一組で朝まで巡回してた。次の日、何か急いで行事を消化し、予定を繰り上げて帰路に着いた。
次の登校日になって、S子さんと、B子さんが登校してない事に気づいた俺は担任に聞いてみたが何も言わなかった。ただ休むとしか。
その日の帰り、副学級委員のA子に頼まれて、B子の家にプリントを届けることになった。B子の家に着くと部屋に通された。B子は顔色が悪かったが、元気そうだった。明日は学校にくるというので、雑談とかしていたんだが、やっぱり気になってあの夜の事を聞いてみた。
「どうしても聞きたい?あたしはやめといたほうがいいと思うよ」「気になるから話してよ」と俺。B子はちょっとため息とついて話し出した。「あの夜、S子の付き添いでトイレに行ったのよ。んで私が外で待ってたら、S子が半身だけ出てきて固まってるの。私が覗き込んだら、便器(和風)から白い異様に長い手がS子の足を掴んでるの。」
「私は無中になって、S子の腕をとってひっぱろうとして、窓に顔を向けた時、窓一面が目だけが大きい女の子の白い顔で一杯になってて、凄い目つきで睨んでたの。」
「それで、あんなおおきな声で叫んだのか」
「うん、でもねその後先生達と君が来た時消えちゃったの」
「そうか、それからなにもないんなら良かったな」
そこでちょっとB子は、言いにくそうにきりだした。
「何も無いわけじゃないの、今の時間はこの部屋の窓からあの女の子がみてるの。夜になると、S子のところにいってるみたいなの」
ヒィー(((゚Д゚)))見れませんでとも。速攻帰りましたよお家に(泣 後日、S子とB子はお祓いに行ったところもうあの女の子は現れなくなったそうです。私は、A子とB子に卒業後もシャバ憎扱いされました。
(;´д`)・・・・↓背後に何か感じたらクリックお願いします。

スポンサーサイト